さっそく宿泊先のソロチャという保養地へ。
バスターミナルから小型乗り合いバスに乗って
まずリャザンの町はずれのバスターミナルへ移動。
そこからさらに30分ほど乗り合いバスに乗って
いつくかの小さな村を通り、森の中をゆられて行きます。
最初ナタリアさんの住むアパート近くの
ホテルを取ってもらったのですが
「もしよかったら一緒にサナトリウムに泊らない?」と
さそって下さったので
サナトリウムにあこがれていた私はモチロン
ぜひぜひ!とお願いしたのでした。
私たちの泊るサナトリウムの最寄りバス停は
「修道院広場」といいます。
この広場の周りにはいくつかサナトリウムや宿泊所や
企業などの別荘があり夏と冬のオンシーズンや週末には
たくさんの保養客でにぎやかになるそう。
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この村の中心には今でもレーニン像が立っています。
ソチ・オリンピックの聖火もここまでやって来て
聖火が来た記念の旗が立っていました。
「レーニン広場じゃないんだね(笑)」と聞いたら
「リャザンの町の中心に『レーニン広場』があるからね」とのこと。
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バス停の由来になった修道院。
1390年創建の歴史ある男性専用修道院が前身で
ソ連時代に閉鎖され、その後復興した際に
女性専用修道院として再開しました。
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このあたりに住む人はリャザンの中心地へ仕事に行く人が多く
昼間は子どもとお年寄りが多いようです。
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サナトリウムでの楽しみは”散歩”。
実は今回の出張で私が楽しみにしていたことの1つが
「ロシア人のように森を散歩してみたい!」でした。
ロシア人と話をしているとよく「週末は森に行って歩いてきたよ」
なんて聞くのですが、都会っ子の私には森で何をするのか
ぜんぜん想像がつかなかったのです。
こんな感じの細い小道を下って行きながら
ナタリアさんといろいろなお話をしました。
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川岸に聖なる泉がわき出ています。
この水を汲みにやってくる人も多いようで
大きなペットボトルを抱えている人を何人も見ました。
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大自然になじみの少ない私にはどこを見ても
初めての風景ばかり。
柔らかい落ち葉の上をのんびり歩きながら
二時間ほどナタリアさんと散歩と会話を楽しんで
す~っかり癒されました。
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「耳をすませてみて」とナタリアさんに言われて静かにすると
カツーンカツーンと木をたたく音が森じゅうに響き渡っていました。
ナタリアさんが指さす方を見るとキツツキが!
キツツキがくちばしで叩くことで弱った木が元気になるのだとか。
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