モスクワに住んでらした方々がご自身のマトリョーシカや
ロシアの民芸品コレクションをブログで紹介しています。
その名も「エカテリーナ11」♪
マトリョーシカは生産地や作家ごとにそれぞれのパターンがあります。
見比べてみるととっても面白いですよ。
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ところで、現在発売中の「暮らしの手帳38号」にはマトリョーシカの村を訪ねて
というフォトエッセイが掲載されています。
「ポポロフ・メイデン村」・・・?聞いたことがなかったので調べてみました。
ポルホフ・マイダンという村のことのようです。
マイダンという言葉はもともと市場や集会をする広場のことなので
マトリョーシカの系統分けをする際の一般的な名称は
ポルホフ・タイプ、となるようです。
ちなみにケチを付けるわけではないのですが
このエッセイには気になることが・・・
マトリョーシカの系統分けに「ノーリンスク」というものがありますが
ーを入れるなら「ノリーンスク」となります。
さらにさらに、「バブーシカ」は「バーブシカ」です。
日ソ学院(現・東京ロシア語学院)3年生の時の担任の先生が
アクセントにとっても厳しくて、授業中に何度も「アークセント!アークセント!」と
怒られ、テキストがまったく進まない日も多々ありました。
ロシア語のアクセントの位置を間違えると読み方も変わってくるので
ロシア人が聞くととっても気持ち悪いようです。
(その先生は日本人離れした日本人です)
とはいえ、ロシア語の発音どおりに表記すると「ナリーンスク」となったり
モスクワはマスクヴァー、イワンはイヴァーン、などとなり
読みにくいったらないので、どこかでカタカナで読みやすく、となります。
これ、結構難しいのですよね。
私は、特に地名や人名は「ー」を入れずに逃げることにしています。。。