2012年1月31日火曜日

ヴァスネツォフのポストカード

年末から品切れ商品がぽつぽつ出ていた
ユーリー・ヴァスネツォフのポストカードが入荷しました。
久しぶりに「ロシア民謡民話シリーズ」揃っております。




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あまり絵本を読まない子どもだったせいで
こんな有名なお話もちゃんと読んだことがなかった私。
昨年、たくさんの方々の念願かなって
ロシア語版の翻訳が出版されたとのことで読んでみました。

「100万回生きたねこ」
作・絵 佐野洋子 ロシア語訳 ユーリー・コヴァリ

ヴァスネツォフのポストカードを扱っている
カスチョール」の代表である田中泰子さんは
佐野洋子さんの中学生の時の同級生なのだそうです。
そしてロシア語訳を手掛けたのはユーリー・コヴァリ。
日本でも「ちょうちょ」や「ゆき」の絵本で人気ですね。
このロシア語がまた、きれいなんですよ~。
いまさらですが、日本語でも読んでみよう♪




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2012年1月29日日曜日

チェブラーシカの生まれ故郷

ジャジャーン!とうとう届きました!
「ワニのゲーナと仲間たち」原作者エドワルド・ウスペンスキーが
去年発表したチェブラーシカの生まれ故郷のお話、
「チェブラーシ族の村」(「グレート・チェブランディア」)です。
アフリカのど真ん中、ジャングルで生活を営む
チェブラーシ族について書かれています。
あまりに近代的なお話でびっくりしちゃいますよ~!
ストーリー展開は「さすがウスペンスキーさん!」って感じです。
彼のお話はけっこうドタバタ、ナンセンス、なんです。

こちらのお店に取り寄せをお願いしました。
ナウカ・ジャパン(神保町)
*ロシア語の本やロシア関係の日本出版書
また、変わったロシア製チェブラーシカグッズなど扱っていて
ロシア好きにはたまらないお店です♪



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2012年1月28日土曜日

オリンピック・マトリョーシカ

昨年、7月4日のロシア「アガニョーク」紙に面白い記事が
載っていたということでコピーを取らせてもらったので
ご紹介します!
2014年ソチ冬季オリンピックの正式グッズとして
ニジニ・ノブゴロドの「ホフロムスカヤ・ロスピシ」工場が
マトリョーシカの大量受注をうけたことを取材したものです。
一人の職人さんで一日に7個組のマトリョーシカを最低30組
作るのだそう!
これはなかなか大変なお仕事ですね・・・
木を削るのは男性の仕事と聞いていましたが
この工場ではほとんどの仕事を女性たちが行っているとのこと。
色々知らないことだらけで興味深い記事でした。
右の写真のマトリョーシカがオリンピック公式グッズの
デザインのものです。
もちろん販売用にはもっと小さいサイズが用意されています。
2014年ソチ・オリンピックの公式サイトに
グッズ販売のネットショップが立ちあがりましたので
ご興味のある方はのぞいてみて下さいね~♪
2014年ソチ・冬季オリンピック公式通販サイト(英語ページ)


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2012年1月26日木曜日

マトリョーシカ・ペン入荷しました

久しぶりにマトリョーシカのボールペンが入荷しました。
木製なので使っていて意外に疲れにくく
ペン芯を取り換えることができるので長くお使い頂けます!



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2012年1月25日水曜日

ロシアのカレンダー

今日は少し温かいのでしょうかね。
ここのところ、あまりに店内が寒くって
写真を撮る元気が出ずブログもまったりしておりました・・・
今日はレジカウンターから3歩ほど移動して写真を撮り、
在庫2点となりましたロシアのカレンダーのご紹介です。

サンクト・ペテルブルグのエルミタージュ美術館の
作品をおさめた豪華なカレンダーと
革命前のモスクワの白黒写真と現在のきらびやかな
モスクワを比較したとっても興味深いカレンダー。
現品のみで500円で販売しております。

前職でこの種のカレンダーをあちこちに一生懸命売りこんだので
私にとってはなじみ深~い商品なのです。
出版元がペテルブルグなのでペテルブルグものは
種類も豊富で写真もきれい。
モスクワは「えっ?なぜこの写真?」っていう感じだったのですが
今回の「モスクワ今むかし」はアイデアもビジュアルも
とってもいけてます!


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2012年1月22日日曜日

営業時間のおしらせです

1月25日(水)11:00~18:00
2月8日(水)11:00~17:00
両日、ちょっと早くお店を閉めさせていただきます。
どうぞ宜しくお願いいたします。

2012年1月21日土曜日

ロシアのこと、もっと知ろう!

2010年6月発行のユーラシア・ブックレット№154
「チェブラーシカ」がしばらくぶりに再入荷しました。
日本ではキャラクターとして人気が定着してきましたね。
原作は50年ほども前にエドワルド・ウスペンスキーによって
書かれた子供向けのお話です。
1969年にパペットアニメーション化され
今のチェブラーシカのイメージが定着しました。
このアニメーションのお話には日本人には分かりにくい
ソ連時代特有のエピソードがたくさん隠されています。
大人が観ても不思議とじんとくるストーリーには
一つ一つの言葉や場面に秘められたメッセージがあるのです。
まだこのブックレットを読んでいない方は
ぜひ一読してから改めてチェブラーシカの世界を
のぞいてみて下さいね。




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こちらは新刊「ロシア文化の方舟」
実はこの本をご紹介したくて東洋書店さまに
久しぶりに入荷をお願いしたのでした。
ソ連崩壊から20年。
ソビエト連邦という「国」があったということを
知らない方も増えて来たのではないでしょうか。
この本では「ソ連があったことを知らない」、
「あったことを覚えている」、「あったことを知っている」、
という三世代の溝を広く身近なテーマで埋めてくれます。
最近ではニュースを観ていても米中どちらにつくのか?
などと独立国家とは思えない日本の現状に
鬱蒼とした気分になりますが
もう一つの大国であり隣国であるロシアを知ることで
日本の立ち位置を考えるきっかけになるのでは
ないでしょうか。
東洋書店ホームページ




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2012年1月19日木曜日

白海デザイン社@アルハンゲリスク

「ベラモルスキー・ウゾールィ」(白海デザイン社)は
北方ロシア民俗文化の保存と発展のため
1968年に創設されました。
当時すでに貴重になっていたアルハンゲリスク州各地から
集められた民芸品とアーティスト達の作品を保管した一室は
ミュージャムとして管理されていて
現在制作される製品の参考にされます。

ソビエト時代にはこんな製品も制作されていました。
電話やそろばん、当時現地の名産品だった石
(種類は聞きとれませんでしたが・・)に彫られたレーニン像など。
いずれも需要がイマイチで製造は中止されていますが
いつでも再生産の要望に応えられるよう
基本的に全商品のサンプルを保管しているのだそうです。
















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古いプリャールカ(糸紡ぎ車)のコレクション。
麻や綿をこの機械を使って糸にしていきます。
実はこのプリャールカの発展した地方が
現在民芸品が発展した地域でもあるのです。
まず、糸にする原料が栽培された地方では
刺しゅう技術が発展しました。
また、糸紡ぎは重要な女性の仕事ではありますが
退屈な仕事でもあったそう。
そこでこのプリャールカに絵付けをしたり
窓枠飾りの技法を取り入れたりして
各地域で独自のデザインが発展していったそうです。















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この会社はモスクワを中心としてロシア全土に
製品を卸しているので「ロシアのお土産」として
見たことがある方も多いのではないでしょうか。
ロシア人にとってもこの「北方デザイン」は
「心の根っこ」のようなもので
生活の中で使用したり贈り物にも人気があります。

ミシンを器用に操って職人さんが一つ一つ刺していきます。











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大きな作品は手刺しゅうと同じように丸枠を使って
丁寧に刺していきます。









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勤続20年以上という職人さんも多く、それぞれの分野で
みなさん誇りをもって仕事をされているのをひしひし感じました。








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木製品の絵付け部ではサンプルを目の前に
フリーハンドで職人さんが一つ一つ描いていきます。







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こちらはさらに高度な技術を持った職人さんのお部屋。
アルハンゲリスク州の各地の古いコレクションをまとめた
画集を参考に、一点モノを描き上げています。






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1月15日にご紹介したカルガポーリの土人形

それまで家庭の中で細々と制作される民芸品でしたが


「白海デザイン社」が現地に支部工房と人材育成のための学校

を開き文化の保存と発展に尽力しています。

2012年1月18日水曜日

アルハンゲリスクのリネン製品

アルハンゲリスクといえばリネン、刺しゅう製品も有名。
次回はこの製品をモスクワなどにも卸している
「ベラモールスキエ工場」についてご紹介しますね♪




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アルハンゲリスク・フェア♪

象形文字のような赤と黒の線で描かれるメゼン塗り。
白海に注ぐ北ドビナ川流域の町、ボレツクのボレツカヤ塗り。
モスクワのお友達によると
ロシア人にとってもこの北方デザインを見ると
(さらに)北の大地の豊かさを感じるそうです・・・



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2012年1月17日火曜日

ヴォログダ・レースのハンカチ

モスクワの北約500kmの都市、ヴォログダ
ソ連時代の民芸品シリーズの切手に採用されるほど
レースで有名な町です。
16‐17世紀にはすでにこの地でレース編みが行われ
19世紀初期には民芸品として発達しました。
1893年には4,000人の職人がレース編みに従事し
1912年には40,000人に増加していたというほど
多くの町民がレース編みに関わっていました。
ソ連時代にはレース編み協会「スニェージェンカ」が設立され
職人の技術向上に力を入れ、1925年パリ万博では金賞を受賞し
世界的にも高く評価される芸術品となりました。

普段使いの小さめのハンカチです。
敷物クロスとして使ってもオシャレだと思います♪


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本日は12:00から営業します

本日、1月17日(火)は12:00より営業させて頂きます。
すみません!

2012年1月15日日曜日

カルガポーリの土人形

カルガポーリはアルハンゲリスク州の
白海に注ぐオネガ川上流、ラチャ湖近くの町。
古くから畑仕事ができない10月から春までは
食器や生活用品となる陶器を一家総出で生産し
近隣地域に流通していました。
余った土で子どもたちに人形や動物などを
作ってあげていた素朴なおもちゃが原型となっています。



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ちょっと~。ニワトリさんってキノコ食べるんだっけ~?