2011年6月30日木曜日

蚤の市 ソ連時代の子供向け本

「ロシアの蚤の市」、とうとう今週いっぱいとなりました。
民芸品やお土産物、絵本のことを色々調べることができて
私自身に取っても楽しいイベントになりました♪

「アーズブカ」(1981年)
就学前、低学年向けの学習書。
アルファベット、簡単な算数、工作や詩などを習う教科書です。







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簡単な算数、と書きましたが人生観は簡単じゃありません(笑)







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「まだらもようのめんどり/ロシア民話」(1963年)
このお話、オチが面白くないっていうかよく分からないっていうか。
ロシアではとっても人気があって、絵本も沢山出ていますし
民芸品のモチーフにもよく使われています。
ご興味のある方はこちらをどうぞ!
ロシア雑貨店パルクのブログ(2009年3月20日付け)






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2011年6月29日水曜日

蚤の市 絵本追加入荷3

今日はグラフィック、絵画、挿絵画家として世界的に有名な
二人のプーシキン物語をご紹介します。

まずはタチアーナ・マブリナ挿絵の
「アレクサンドル・プーシキン:ルスランとリュドミラ」(1960)
マブリナの作品は日本で出版されている絵本にも採用され
とても人気がありますね!
「メルヘン・アルファベット:ロシア昔話」(ネット武蔵野、2005年)他
私はロシア絵本の特にカリグラフィーが好きなのですが
マブリナの絵文字は秀逸です!







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「アレクサンドル・プーシキン:むかしばなし」(1979)
ウラジーミル・コナシェーヴィチ挿絵。







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2011年6月28日火曜日

蚤の市 絵本追加入荷2

私が一番興味深かったのはこちらのウクライナ語の絵本。

「12か月:カレンダーブック1973年版」(キエフ、1973年)
各月の祝日や季節の行事、読みやすそうな短い詩や物語が
沢山紹介されています。
挿絵には10人もの画家が参加し色々な画風を取り入れ
就学前、または小学校低学年向けということで
飽きることなく楽しくウクライナ語を覚えられそうです。





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びっくりしたのはウクライナ語は月の呼び方が
ロシア語とまったく違うこと。
たとえば3月。
ロシア語ではМарт(マルト、March)と言いますが
ウクライナ語ではБерезень(ベレゼニ)と呼ぶそうです。
これはБереза(ベリョーザ、白樺)から出た言葉で
この時期に最初の春の兆しとして白樺の若樹から
エメラルド色の樹液が現れつぼみが膨らみ出すのだそう。
自然から時節の呼び名を取り入れるのは
日本人にも親しみやすいですね!




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2011年6月26日日曜日

蚤の市 本も追加しました!

昨日、「古本海ねこ」さんから追加商品が届きました!
今回のラインナップもどれもおもしろい本ばかりです。

「英露ドライバーズ・フレーズ辞典」(1980年)
発行年からも分かる通り、モスクワオリンピック観戦に
車で訪れる外国人に向けたオリンピック委員会公認の
会話辞典です。
英語、ロシア語、ローマ字での読み方が3列に書かれ
運転、自動車に係るフレーズ以外にも
観光、食事、ショッピング、スポーツや劇場で使われる
場面にも対応しています。
ちゅっとした挿絵も風刺が効いていて笑えます!





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2011年6月25日土曜日

ロシアの蚤の市 追加商品

今回はとってもロシアらしいものが届きました。

まずは琥珀を使ったロシアの風景画。
ロシアでは夏が終わると葉が一斉に金色に輝き
「黄金の秋」と言って短い秋を楽しみます。
琥珀の輝きはまさにこの「黄金」を表現するのに
うってつけの名産品なのです。






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ホフロマ塗りのワインパーティーセット2種類。
一つはグラス6個にデキャンター付き。
一つはグラス6個にお盆が付いています。
とってもお安くなっております!
飾るだけでも素敵ですが、ホフロマ塗りは長く使える食器ですので
ぜひお友達と一杯♪お楽しみください。






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パレフ塗りのシュカトゥールカ(箱)。
1967年に作られたものです。
とっても細かな細密画でこちらもかなりお安くなっています!




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2011年6月24日金曜日

蚤の市 ソ連時代の絵本5

一昨日は左のエフゲニー・ラチョフ絵の教材について
ご紹介しました。
今日は真ん中の
「コルネイ・チュコフスキー:ドクトル・アイボリット」
ビクトル・チジコフ絵
右の「シャルル・ペロー:魔法ものがたり」ボリス・デフチェロフ絵
についてご紹介しましょう。










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ビクトル・チジコフは何と言っても1980年モスクワオリンピックの
メインキャラクター、こぐまのミーシャをデザインしたことで
世界的に有名です。
多くの絵本や子供向け雑誌に作品を発表し、とても人気があります。
このチュコフスキーの「アイボリット先生」は
動物の言葉がわかるお医者さんのお話しで
いろいろなイラストレーターが挿絵を手掛けています。










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おやゆび小僧、長靴をはいた猫、シンデレラ、眠りの森の美女、
の4作。
ボリス・デフレチョフは1945年から32年間に渡り
「児童文学」出版に所属しゴーリキー、ツルゲーネフ、プーシキンなど
多くの文学作品、児童文学作品の挿絵を手掛け、
ソ連のグラフィック、イラスト発展に大きく貢献しました。








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2011年6月23日木曜日

ソ連時代の切手セット

昨日のブログで予告した絵本のお話ですが
一昨日から肩コリ(首も背中も!)がひどくて
パソコンに長い時間向かうのがつらくて記事が書けません。。。

そんなわけで昨日、今日は切手セットを作っています。
完成品をご紹介しますね。
<自然、どうぶつシリーズ>





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<お花シリーズ>





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<宇宙シリーズ>
左は全部人類始めて宇宙に飛び立ったユーリー・ガガーリン。
限定1セットです。




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2011年6月22日水曜日

蚤の市 ソ連時代の絵本4

日本でもウクライナ民話絵本、「てぶくろ」(福音館書店)で人気が高い
エフゲニー・ラチョフ挿絵の絵本もたくさん届いています。

左の2冊はらくだ出版初版。右の英語版は1954年出版。
調べたところ、ソ連でのラチョフによる「てぶくろ」の初版は1951年、
英語版が1953年となっていますのでかなりの初期版になります。
エフゲニー・ラチョフに関するロシアサイトより






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2冊の「Басни(どうぶつ寓話)」。
右はセルゲイ・ミハルコフ著。
映画監督ニキータ・ミハルコフの父であり、現在のロシア国歌の
作詞者でもあります。
アニメ、映画、舞台の脚本、詩、子供向けのお話しなど
幅広い創作の場で活躍しました。
左はイワン・クリィロフ著。
19世紀のロシアの作家。貴族社会の批判や日常を
動物に例えて皮肉交じりに表現するクルィロフの寓話は
プーシキンやゴーゴリなど文豪に大きな影響を与え
時代を超えて現在も子どもにも大人にも人気があります。






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「ロシア民話」(1983年)
紙芝居のような10枚の大きなカードと物語、画家の説明が
セットになった教材です。
学校の先生や親に向けて制作されたシリーズで
子どもたちが楽しみながらロシア民話に親しむよう
利用法を指導しています。





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この教材シリーズは3種類あります。
明日は私の大好きなイラストレーター、ビクトル・チジコフの
セットをご紹介しますよ!




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