昔、おじいちゃん家にあった
親戚のおじさんか誰かがどっかに行ったお土産に買ってきた
などなど、”なんとなく””そういえば”知ってる程度のモノが
ロシアの民芸品、
あるいは「ほら!あの、ロシアの、中からポコポコ出てくるやつ」
として認知されました。
特に何かのきっかけがあったという記憶がないので
すごく不思議に思っております。
どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えて下さいませ。
先日、ロシア人の方のお宅をおじゃましました。
そこで
「なんでこんなに日本でマトリョーシカが人気者になったのだろう?」
と話題になったのです。
ロシア人にしてみると、ロシア人同士でマトリョーシカを
贈り物に使うことはないし、しょせんただのお土産物。
一番小さなマトリョーシカに願い事をしてしまっておくと
願い事がかなう、とか
子孫繁栄、子宝に恵まれる、などのお守りとして、とか。
実はロシア人からそういう話は聞いたことが無いし、
文献資料でも読んだことありません。
日本で後付けに誰かが広めたのでしょうか・・・?
ちなみにロシア人にはまったく興味のなかったマトリョーシカですが
最近ではコレクターも現れているようです。
またアメリカ、フランス、イギリスなどでは昔からコレクターが多く、
良いものはそれらの国に多く輸出されたようです。