4日目は朝早くからバスに乗ってセルギエフ・ポサードに行ってきました。
マトリョーシカのふるさととしても知られるセルギエフ・ポサードは
1345年に聖セルギーによって創建された
三位一体セルギー大修道院を中心に栄えてきた
ロシア正教会においてもっとも重要な教会のひとつで
昔から年間を通してたくさんの信者、観光客がこの地を訪れます。
入口前の広場には創設者のセルギー聖人の像が建っています。
この広場のすみにひっそりと建っているレーニンの胸像。
これはレーニン死後、最初に建てられた像なのだそうです。
宗教を禁じた共産主義を指導したレーニンの像が
ロシア正教のシンボルの前に立っているなんて、皮肉ですね。。。
トロイツキー大聖堂。
右手に見える黄色い建物はかつて博物館でした。
マトリョーシカ作家のダロフェエワさんは
以前この博物館の民族衣装部門を担当していました。
現在はお土産物やロシア正教の儀式に必要なものなどを
売っています。
かたく、氷のようになってしまった雪を
男性たちが一生懸命割って溶かしていました。
この翌週にはもうキリスト復活際(パスハ)ですからね。